寝言

いつも眠いです

出会い

この世界は音に溢れている。

 

たとえ「ドレミファソラシド」の音階に乗っていなくても、音が出た時点でそれは音楽であり、立派なメロディーになりうる。

 

音楽というものは不思議なもので、嬉しい時には嬉しい、楽しいという気持ちを倍増させ、悲しい、寂しい時には涙を誘ってくれたりもする。その時の自分の素直な感情を引き出してくれる。

 

不意に流れた音楽に心を打たれ、そこからその曲が忘れられなくなったり、いろんな感情や思い出が走馬灯のように出てくることだってある。

 

人との出会いが一期一会であるように、音楽との出会いも運命だと私は思う。

 

大御所と言われるようなプロのアーティストにも、まだデビューしたばかりのアーティストにも、まだグループを組んだばかりのアーティストにも、運命的な音楽との出会いがあって、私たちはその出会いに立ち会って生きているのかと思うと、とても言葉では言い表せない感動がある。

 

 

今はどこにいても端末一つでMVビデオやライブ映像が見ることのできる時代だが、やはりライブ会場で生の演奏を聴くことには敵わないと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何日も前からその日のために自分を磨き、感性を高め、必要なものを買い込み、気持ちを昂らせながら席に着く。その時だけ1分が異様に長かったり、逆に短くなったりと不思議な体験をする。

 

気がついたら時刻はもう開始1分前を指し、周りの観客も立ち始め、目の前の巨大なモニターでオープニング映像が始まったり、開始のアナウンスがかかる。

 

今か今かと待ちわびたその瞬間、何回も聴いて、何回も心躍らせてきたあの曲がかかり、ずっと会いたい、生の演奏をしているところを見たいと、恋い焦がれてきたアーティストが現れる。

 

 

 

 

 

 

その瞬間、音楽とともに涙が流れてしまうのは、私だけだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

話が逸れたような気がするが、音楽と出会うことによって世界はだいぶ色づく。音楽のジャンルなんて関係ない。自分の人生のBGMに1つ音楽があるだけで、何もなかった時とだいぶ変わるのだ。

 

 

 

 

言語が違えば話が伝わらないこともあるが、音楽は伝わる。相手の心は動かせる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それが音楽の醍醐味であろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たった1つの音、歌詞、メロディー、で人生が変わることがあるのだ。

 

 

 

人生を豊かにしよう。感情価値をあげよう。

 

 

 

 

 

 

運命的な出会いで、人生を楽しもう。