この世界を救うのは 目に見えない愛なの？

その夜、私は涙が止まらなかった。いつかは来ると分かっていた別れ、ここ最近薄々感じてはいたけれど信じたくなかった別れだった。 こんな無愛想な返信、もう分かっちゃうよねー 自嘲気味に友達に話したのを思い出す。あぁ、そんな無理に励まさなくたって大…

相手はあなたの事を、顔も名前も、なんなら存在すら知らないんだよって。 言ってしまえば、大勢のなかの1人。大きなまとまりでくくられたなかの1人。 逆に私たちはその人のことをよく知っている。周りに見つかってなかった時から、泥臭く上だけを、前だけを…

どんなに汗が吹き出ていても、ボタン一つでたちまち涼しくなる部屋。 マスク着用を強いられ、一瞬で崩れる化粧。 お洒落は我慢なのか。

やっと頬を撫でる風が生温くなり、太陽の光を浴びながら散歩することが楽しく感じていたのも束の間で、ただただ暑いという感情しか抱かない気温になっていた。風が吹いても立ち込めるような熱気、眩しいほどに照らしてくる太陽、気がつけば額に馴染む汗。家…

未就学児の時、同じアパートに住んでいてよく遊んでくれた姉妹、 幼稚園生の時、バレンタインでもないのにチョコを作ってあげたらお手紙を返してくれた男の子、 小学生の時、仲良くなりたかったのになかなか声をかけれなくて、その子が引っ越す日にもっとた…

泣きたい時に泣けばいいし 会いたい時に会えばいいし 好きな時に好きだと言えばいいし なんてそんな簡単にいうけどこの世界はなかなか上手くいかなくて 相手のことを思いやって、たまに自分優先して無我夢中になって、 でも相手には自分の奥底まで理解しても…

人を元気付ける方法は沢山ある。 例え何かをプレゼントしなくても、悩んでいる人の話を聞いたり、アドバイスすることで、元気がものすごく溢れ出ることがある。 そんな時相手がいるというのはとても大きい。別に恋人じゃなくたっていい、家族だって、友達だ…

この世界は音に溢れている。 たとえ「ドレミファソラシド」の音階に乗っていなくても、音が出た時点でそれは音楽であり、立派なメロディーになりうる。 音楽というものは不思議なもので、嬉しい時には嬉しい、楽しいという気持ちを倍増させ、悲しい、寂しい…